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2009年10月 1日 (木)

青春18きっぷで青森に行ってきました(4)

5日目 8月31日(月)

この旅も、いよいよ最終日。
また東京へ向けて、長い長い電車の旅が始まります。
来たときと同様、新潟経由で快速ムーンライトえちごを利用して東京に帰るルートです。
だから厳密に言えば、まだ最終日じゃないんですけどね。
まあ、それはともかくとして、帰りは青森を14時に出れば間に合うので、朝はゆっくり過ごして、なんなら朝市にでも寄ろうかと思っていました。
旅立つ前、家族には、朝市には絶対に行かないからお土産は期待しないように、と言っておいたのですが(笑)。
しかし、色々と考えた末、もう少し観光をしていこうということになり、予定よりも早く函館を出ることにしたのでした。

8時48分発の特急に乗るべく、いそいで函館駅に向かいましたが、時間にやや余裕があったので、少しだけ朝市を見物していくことにしました。
本当に見物だけで、何にも買わなかったのですが……。
もう少し早く決断していたら、海鮮丼とか食べられたんですけどね。
ちょっとだけ残念な気持ちになりながら、駅へ戻ったのでした。

そして、いざ、特急スーパー白鳥14号に乗り、青森へ。
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さらば、函館。
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車窓の風景。(茂辺地駅付近)
見慣れた函館山とも、もうお別れです。
こうやって車窓から函館湾がよく見られるように、進行方向に向かって左側の席に座りました。
往路では、函館湾の反対側に座ってしまって、ちょっと損をしたものですから(笑)。
海の向こうに、函館の夜景がよく見えたのに。

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木古内駅で、青春18きっぷの旅人たちが数人乗ってきました。
本当は私も、そういう旅がしたかったのですけどね。
ちょうどよい位置に停車したので、思わず駅名標を撮ってしまいました(笑)。

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この写真の正確な位置は分からないのですが、とても幻想的な風景だったので、撮ってみました。
青函トンネルの前後は、深い山の中を通っていきます。
そのため、北海道側も青森側も、大小のトンネルをたくさんくぐり抜けていきます。
その合間に、このような風景が広がっていたのでした。

往路では、青函トンネルをわくわくしながら通り抜けたのですが、所詮、トンネルはトンネル。
真っ暗なだけで、何か面白いものが見えるわけでもないので、復路では、うつらうつらしている間に、最深部も通り過ぎてしまっていました。
ドアの上の電光掲示板(駅名とか、ニュースとかが流れるやつ)に、イラストで現在地が表示されたりして、ちょっと面白いんですけどね。

というわけで、居眠りをしている間に、いつの間にか青森県入り(笑)。
さらば、北海道……
そして、ただいま、本州。
青春18きっぷの旅人たちは、蟹田駅で降りていきました。
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ここは、その蟹田駅を少し過ぎたあたり。
台風の影響か、空も海も不穏な雰囲気です。
私自身は、この旅に出ていたおかげで、ちょうど台風と入れ違いみたいになって、その影響を全く受けなかったんですけどね。
東京ではガンダム立像の閉幕式が中止になったりして、大変だったみたいなのに(笑)。

10時49分、青森駅に到着。
次に乗る列車まで少し時間があったので、一度改札を出て、お土産売り場をのぞいてみました。
でも欲しいものが見つからず、収穫なしで、ふたたび改札へ。
ここからはまた青春18きっぷの旅が始まるので、駅員さんに今日のハンコをおしてもらいました。
別に用が無ければ、改札を出入りする必要はなかったんですけどね。
(どこかで車掌さんにおしてもらえば済むことですから)

11時16分、弘前行きに乗り込み、終着駅にて下車。
弘前駅に着いたのは12時4分。
ここから14時56分発の列車で帰る予定なので、それまで弘前市内を観光することにしました。
時間がもったいないので、昼食もとらずに出発です。

まずは、桜の名所として有名な弘前城へ。
駅前のバスターミナルから、市役所方面行きのバスに乗りました。
はじめ、100円バスの「ためのぶ号」でしか行けないと思っていたので、そのあまりの本数の少なさに、訪ねるのは諦めていました。
しかし、よくよく調べてみると、市役所が真ん前にあり、普通の路線バスでも市役所前のバス停で降りればいいということが分かり、こうして弘前城を訪ねることになったのです。
そもそも市役所前なのに、そんなにバスの本数が少ないわけがない、と思ったのですよ。

弘前駅に着いた頃、ぽつりぽつりと雨が降り出していましたが、バスを降りたときには止んでいました。
でも、いつまた降り出してもおかしくないような、どんよりとしたお天気で、平日のせいか人影もまばらで、どことなく寂しげな雰囲気でした。
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もしかして、今日は開いてないのかなー、と思ったくらい。
実際、植物園のほうはお休みだったのですけど。

でも、本丸へ入ってみると、私の他にも若干名の観光客の姿がありました。
とてもきれいに整備されたお城で、そりゃ、桜の時期に来たらすごく良いんだろうなーと思いました。
こんな、まるっきりのオフシーズンで残念です。
まずは史料館になっている天守に入りました。
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とろこが、客は私一人だけで、一層目と二層目にそれぞれ売店の方と警備員さんがいらっしゃって、またもや気まずい思いをしました。
そして誰もいない三層目にあがり、岩木山を眺めながら、ほっと一息。
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それから、そそくさと天守を出たのでした。

パンフレットの地図を頼りに、とりあえず一通りのものは見てまわりました。
帰りのバスや電車の心配もあったので、少々駆け足気味になってしまいましたが。
真正面に見える岩木山を眺めつつ、これが見納めかなと、しみじみ思ってみたり。
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本当に、どこからでもよく見える山でした。
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本丸と北の郭の間の石段。攻めにくそう。
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お堀の向こうに天守。蓮がびっしり。

有料区域となっている本丸と北の郭を見てまわった後、丑寅櫓のあたりを歩いていると、ふたたび雨がパラパラと降り出してきました。
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これが丑寅櫓。
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そして、危険なところに立つ二宮金次郎さん。
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与力番所。
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日本最古のソメイヨシノ、とのこと。
公園内は、木が生い茂っていたので、雨をしのげたのですが、だんだん雨脚が強くなってきたので、渋々折りたたみ傘をひろげました。
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弘前公園の玄関口、追手門。よく見ると、雨のすじが写ってます。

そして横断歩道を渡り、斜め前方の郷土文学館へ。
こちらでも太宰治生誕百年の企画展をやっていたので、立ち寄ってみました。
(この企画展は平成21年12月28日まで)
ここでも客は私一人だったのですが、空間が広々としていたせいか、今回はそれほど気まずくなかったです。
この旅で、すっかり太宰に親しみを持つようになっていたので(笑)、楽しく見学しました。
2階は石坂洋次郎記念室となっていて、こちらは私にはあまりなじみがなかったのですが、映像を見られるコーナーがあって、そこに私以外のお客さんがいて、びっくりしました。
私一人だけだとばかり思っていたのに……
お邪魔をしないように、静かに1階へおりると、太宰治生誕百年スタンプラリーのスタンプがあったので、最後ですが、おしてみました。
このスタンプラリー、青森駅とかにもチラシが置いてあったので、ずっと持って歩いていたのですが、斜陽館でおしそびれてしまったんですよね。
2カ所か3カ所まわれば応募できるのに、もったいないことしました。
平成22年の3月までやってるらしいので、まだチャンスはあるかな?(笑)

そんなこんなで、色々と不備だらけだった旅も、これで観光は終わりです。
あとは鈍行を乗り継いで東京へ戻るばかり、となってしまいました。
市役所前からバスで弘前駅に戻り、まだ時間に余裕があったので、少しお土産を買いました。
青森のおみやげをまだ買っていなかったので。
太宰治の『津軽』を模したパッケージの「津軽」クッキーを買ってみました。
持っていった先で、とても好評だったので良かったです。

14時56分、いよいよ弘前駅を出発です!
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さらば、青森……。

函館駅で買った『晩年』を読みながら、新潟を目指します。
帰路の電車は、とても接続がよく、だいたい10分くらいの待ち時間でした。
(まあ、東海道線なんかだと、1、2分だったりしますけどね……)
途中、学生さんや勤め人たちの帰宅ラッシュとかち合って、席に座れないような区間もありました。
やがて夜も更けてゆき、乗客がほとんど旅人ばかりになった頃、ちらほら夕飯のお弁当を食べ始める人もいたのですが……
私、夕飯を買いそびれてしまったんですよね。
先述の通り、とても接続が良かったので、往路のように、途中駅で買ったり食べたりができなかったんですよ。
こうなることは弘前を出る時点で分かってはいたんですけどね……

そんなひもじい思いで、23時25分、新潟駅到着。
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快速ムーンライトえちご新宿行きの発車が23時35分で、あまり余裕がないので、とりあえずホームで飲み物を購入し、乗車。
(帰りももちろん、女性専用車です)
あとは寝ているだけで東京に着くので、ほっと一息。
夜行列車に乗る時って、ちゃんと間に合うかどうか、けっこうドキドキするんですよね。
乗り逃がしたら終わりですから……

なんて、気をぬいていたら、またしても遅延のお知らせ。
それからしばらく駅に停車していました。
でも、往路と同様、夜行列車はいくらでも時間調整ができるので、大して気にもかけていませんでした。
やがて、いつの間にか列車は動きだし、車掌さんの検札も済み、いつの間にか寝入っていました。
弘前からずっと列車に乗っていただけだったので、空腹もあまり気にならなかったようです。

6日目 9月1日(火)

翌朝、目を覚ましたら、誰もいなかったはずの後の座席に人が横たわっていて、びっくりしました。
けっこう空いていたので、みんな、思い思いにばらけて2人分を占有して横になって寝ていたようです。
全っ然、気がつかなかった……
それだけ爆睡してたんですね、私。
それにしても皆さん、女性専用車だからって、寝方が無防備過ぎですよ。
(私も背後に人が来たのに気づかないほど、爆睡していたわけですが)

5時10分、新宿駅到着。
ついに帰ってきてしまいましたよ、東京に。
あとは中央線に乗り換えるだけです。
わがまち八王子へ帰り着いたのは、6時ちょっと過ぎ頃でした。
家に帰ったら、またすぐ寝直すつもりだったのに、結局、家族にお土産話をしているうちに寝そびれてしまいました(笑)。

と、色々事件もありましたが、楽しい旅でした。
はじめは、青春18きっぷの残りを消化する為だけの、適当な旅行になるはずだったのですが……。
ぜひ、また行きたいです。青森も、函館も。
今度は、別の季節がいいかな。

最後に、今回の旅で使用した青春18きっぷの写真をのせときます。
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(はじめの2回分は、今回の旅とは関係のないものです)

おしまい。


あとがき

久しぶりに、こんな旅行記めいたものを書いたのは、先日、何気なく自分の過去の旅行記を読み返してみたら、懐かしくて、色々と面白かったので、たまには未来の自分の為に書き残しておくのもいいかな、と思ったからです。
書くのは時間がかかって面倒だけど、やっぱり、書いておかないと、忘れてしまうんですよね。
なので、これからも、できるだけ旅行記を書いていきたいと思います。
まあ、以前と違って、事実を並べるだけの、単調でつまらない文章だとは思いますが……。


Picasaウェブアルバムで作成した今回の旅行の写真集です。
ほとんど旅行記の中で使用しましたが……
地図付きで、もう少し大きな画像で見られます。

2009年08月 青森・函館

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